久しぶりに御幸ヶ原に、現地着11時。 一本ケーブルカーに乗り遅れ、着いたときにはお目当ての鳥は、丁度飛び去った後、目の前に現れたそうで、やはりもっと朝早くこなければいけなかったようだ。
 約6年前に見たときは、かたくりの里の斜面で手乗りが出来るほどの近さ、長尺の玉を持て余したので、今回は手持ちの400mmズーム+APS-Cにしたのだが、意外にもケーブルカーでは大砲に三脚装備のCMが目立つ。
 山頂駅ですぐに疑問が解消、目の前の北面展望エリアにCMが集中、下の潅木帯に現れるようで、大砲でも不思議はない距離感だった。
 取りあえずウロウロ、かたくりの里でミヤマホオジロ、東側のトイレ横でカヤクグリを見はしたが、いずれも画になる距離ではなく、最後は北面でひたすら鳥を待つことに。
 なにしろ日陰の北面、手がちぎれるような寒さのなか2時間、13時過ぎ、やっと現れたお目当ての鳥がこちら。 ピントが合った画がほとんど無く、残ったのがわずかにこれだけ、同じ画ばかり。
 長距離砲が欲しかったが、下は氷の溶けた泥濘、靴は泥だらけ、転びそうで三脚を持っての移動は弱った足腰には大変だと思う。

ハギマシコ