オオルリ目当てに栃木へ、東北道は順調で現地着7:00、すでに多くのバーダー達が
前回と同じくバーベキュー広場から降りて、宮川渓谷歩道を上流へ。橋にはキセキレイがいて歓迎してくれた。
傾聴の滝あたりでキビタキを見つけたが逆光、ミソサザイも声はしたが前回ほどは鳴いていない。姿をみたのは1回のみ写真もとれない。
渓流の中程、オオルリの声が近づいてきたので、しばらく立ち止まって声の主を探していると、他の人達も集まってきて、低木の葉に隠れていたオオルリを見つけてくれなんとか写せた。
枝かぶりでボケボケ、証拠写真としても低レベル、腕の悪さはいかんともしがたい。
少し高台まで歩いてオオルリの看板のある広場で休憩。ここにはテーブルが三つほどあり皆さんお茶をのんだり、食事をしたり、くつろぐ。なかには登山用バーナーで料理をする人も。人も鳥も殆ど見かけず、熊が出るのではないかと怖い思いをした前回とは大違い、今日はとても賑やか。
しばらくするとオオルリの声が近づいてきて、数人がカメラを構えた。どこにいるか分からず、あちこち飛び回っていてとても追えない。一度だけ近い枝にとまりポーズをとったのが見えたが、カメラを構えるのが遅くて写せず、やはり三脚付きでは機動性に欠ける。
大口径を一脚で持ち歩く本格派も結構いたが、自分にはとても真似できそうにない。 何度もここに来て経験を積めば、少しは写せるようになるかも知れないが、何しろ遠くてお金もかかりそうそうはこれない。
少し経つと、今度はキビタキがやってきて近くの枝に、初めて色の出た写真を撮ることができた。ここには、バーダー達が入れ替わり立ち替わりにやってきて、皆さん目がよくすぐに鳥を見つけ、場所を教えてくれとても助かった。自分一人では見つけることが出来なかった。
他の場所にも行きたかったので、宮川渓谷を後にし車道に戻る。 管理事務所の裏で何かを見ている二人連れがいたので近づいてみると、キビタキが目の前に。 馴れた鳥のようで人が目の前に居ても飛び去ることはなく、慌てて準備をして何とか写すことができた。
車でくねくねした道路を上り、遊歩道や沢を何度も横切りキャンプ場の前を通り、育樹祭跡地の駐車場へ。
広い野原にはたった一家族のみがデイキャンプを楽しんでいた。土手の上から望むと、この県民の森の広大さがさらによく分かる。
帰りに東荒川ダム親水公園によったがオオルリがいる気配は無く、やはり尚仁沢湧水の源流に行かないとダメなのかもしれない。
次回は、宮川渓谷下流、尚仁沢湧水の源流にも足を伸ばしたいものだ。
キビタキ
オオルリ