今年も無事巣立ったそうで、この鳥を探しに渡良瀬へ。
 現地には20人程のCMが数カ所に分かれ木にカメラを向けていて、聞くと五羽の子供がそれぞれ別の木にバラけてしまったとのこと。
 親は朝方カラスと喧嘩したあと行方不明だそうで、真夏のような暑さと日差しのもと、幼鳥達は空腹に耐えながら親の帰りを待っていた。

トラフズク

 五羽の内、写しやすかった二羽がこちら、時々この二羽で鳴き合っている気がしたが。

3番子?

2番子?

 炎天下、遮る物もない枝の上、よほどお腹が空いたのだろう葉っぱを口に咥えていた。
 日射病で枝から落ちるのではないかと心配するほど。

 

コムクドリ

 幼鳥を写していると谷中湖にこの鳥が来ているとの話を小耳にはさみ、未見なので頑張って帰りに寄ることに。

 炎天下ほぼ遊歩道の3/4を歩き、なんとかアトリの群れにいたメス一羽を見つけたがすぐに逃げられる。
 なかば諦めて来た道を帰りかけた時、多分幼鳥の場所で話していた方達なのか、高い木にカメラを向けているご夫婦が、近寄ると先ほどのメスが高い梢に、お陰で写すことができた。

 時間も無く長い長い帰り道なので、そこそこにして帰る途中、向こうから飛んできた十羽ほどの群れが、どうもこちらが本命だったようで、すぐに逃げられたが、なんとかオスの証拠写真だけは撮ることができた。