漁港の帰りに山道を通って、この鳥で有名なこの森へ、勿論初めての訪問。 久しぶりに走った房総の山は時が止まったよう、至る所にあるゴルフ場とそれらを結ぶ狭い道、山間の町も少し寂れた感じが。
 現地着14時半過ぎ、雨がパラパラ、雷も鳴り始め慌てて園内を歩き廻ったがCMの姿は無い。
 多分こっちだろうと更に森の奥へ進み、木道に入るとすぐにお目当ての鳥の影が、今回は様子見だったので、手持ちの400mmズームセット、自分にとっては重いレンズで上に向けると腕もプルプル震えピントも合わず、暗い森の中SS1/100では手ブレが酷く、なんとか見られるように補正したのがこちら。
 その木道の先に5、6人のCMがいてどうやらこの辺りに営巣している模様、もっと早い時間から来てゆっくり写したいものだ。 それにしてもこの森は、どこに営巣していても不思議はないような素晴らしい環境。
 ただ、ここは蝮でも有名で、平ヶ岳登山の際、狭い尾根道で目の前を三匹の太い蛇に立て続けに横切られ、二度とこの山には登れなくなった蛇嫌いの自分には、実は歩き回るだけでも結構心臓に悪い場所。

サンコウチョウ