撮影休止中に、日本鳥類目録改訂第7版を参考に、鳥見の難易度に応じて勝手な分類をしていたが、この鳥は見るのが不可能な鳥に分類していた。
一ヶ月程前から、三番瀬で見られていることはNETで知っていたが、重いカメラを担いで長靴で砂浜を右往左往する自信が無く、躊躇していた。
少しずつ出歩くことにも馴れてきたので、思い切ってこの場所へ。 幸いにもCMが居たのは足場の良い突堤の先、よろよろしながらも8時半になんとか先端までたどり着くことができた。
9時10分頃、フールドスコープを覗いていた隣の方から「来た」の声が、慌てて探すが分からない、なんとかそれらしい姿を見つけるがピントが合わない。
てっきり堤防に降りてくれると思っていたら、直ぐに引き返して遠くの空へ。
その後12過ぎまで待ったが、本降りの雨になり濡れ鼠になって撤収。
尚、老骨にむち打って、翌日、翌々日と連続で出かけたが、残念ながら見ることすら出来なかった。
アカアシカツオドリ
写せたのは飛んでいる証拠写真だけ、赤い足を見ることができず自分では識別すらできないが、皆さんが言うので間違いないだろう。
一生見ることがないと思っていた鳥を、一瞬でも見られただけでも幸運と思うしかない。