今日は朝から運が悪かった。 稲敷へ行くつもりが火災による東関東自動車道の通行止めで、途中から引き返してこちらへ。
 高速を降りると遠くに黒煙が、火事かもと思いながら車を走らせるとどんどん煙が近づいてくる。 北エントランスの入口に車を停め堤防に登ると、いつもチュウヒねらいの車が並ぶ葦原が火事。
 おりからの強風で火の粉が飛び、あちこちに火の手。 時刻は12時40分。
 「あらかわ1」の痛ましい事故から十年、3機体制となった埼玉県の防災ヘリ「あらかわ4」が空中消火用バケツで放水していた。
 しばらくすると茨城県の防災ヘリ「つくば」に交代、谷中湖の水を汲んでは放水を繰り返す。
 放水を行うと火の勢いは一瞬衰えるが、風が強くすぐにまた炎が立ち上がってしまう。 それでも何度も繰り返せば徐々に効果がでるのだろう、NHKのニュースWEBでは、午前10時に火事の通報、16時鎮火とのこと、けが人が出なくて良かった。
 例年3月頃にヨシ焼きが行われるが、今年2021年は荒天で中止になった。 ところが、堤防の上にいた地元の方によると今年春先3月にも大規模な火事があり、このような不審火が結構あるらしいとのこと。
 野鳥の撮影でよく葦原に入る身としては、高温のマフラーによる枯れ草の発火やタバコの火の不始末など、くれぐれも注意する必要があり、今後、自分達カメラマンにも厳しい目が向けられるかもしれない。


 出火場所は栃木市藤岡町になるのだろう、栃木市の消防団がきていた。



 
 まともに写せたのはこの鳥だけ、お目当ての鳥は遙か彼方を一瞬だけ通り過ぎた。

ノスリ