今日は利尻島から天売島への移動日、天気は下り坂。 まずはフェリーで稚内へ、学校への熊の出没騒動で揺れる市内を抜け、一路海岸線を南下し羽幌町へ。


 日本海オロロンラインと名付けられたエゾカンゾウやエゾニュウの咲く美しい道だが、走るたびに大きな風車が増えていると運転手さんが嘆いていた。 日本メーカーは既に撤退し、中国で生産した風車をドイツ社が売りまくっているそう。 真冬の凍った時期でもメンテナンスは欠かせない、また更新時期になると多額の費用がかかり、儲かるのは製造メーカーだけらしい。
 羽幌町から焼尻島経由で天売島へ。

 宿は民宿「栄丸」、夕食はバーベキュー、食べきれない程の海の幸が。 ただこの後にボートに乗ってのナイトクルーズがあるのでアルコールは無し。
 このツアーには「ケイマフリ号」による海鳥観察クルーズが夜1回、朝2回付いていて、天候が許せば有名な写真家でもある寺沢さんのガイドで、海鳥を見たり、勿論撮影もできるのが一番の魅力。
 残念ながら、今日は曇り空、夕陽を期待したが暗い。 波も少し出て、夕焼けバックに鳥が写せるコンディションではなかった。
 何とか画になったのは漁港近くのこの鳥たち。 ただ久しぶりのクルーズは揺れすらも楽しい。

ケイマフリ

シノリガモ

 メスなのか若鳥なのか自分には判断できない。