ブログの情報で伊勢崎市境島村の島村渡船へ、現地着9時半。
 渡し船は運休中だったが、車が数台停まっていてCMも、聞くとお目当ての鳥は河原を少し歩いた先にいるとのこと。
 歩きづらい砂利と砂と草の河原を下流に向け少し歩くと10人弱のCMが、その前には、くっきりした色の二羽の鳥が流れに逆らいながら泳いでいた。
 少し大きい方をオス、小さい方をメスだと勝手に思って写したが、上嘴のコブも分からず実際は不明。 時々水面に嘴を付けては、何かをすくっている仕草を、食べ物が流れてくるとも思えないのだが。 浅瀬に近づくと、頭から潜っていたので、水中の昆虫や小魚を探していたのかも。
 場所は利根川の右岸、丁度順光になり鳥も近く撮影場所としては理想的、対岸の左岸にも十人ほどのCMがいたが逆光で撮りづらかったようで、近くに橋がないのでかなりの遠回りになるのに、わざわざ右岸側へ移動してきた人達もいたようだ。
 何とか飛び出しを撮ろうと12時半まで粘ったが、強風で全く飛ばず、数十mの距離を泳いで行ったり来たりするだけ、かろうじて羽ばたきを数回見たが、パフォーマンスは良くなかった。
 あまりの寒さと凍てつくような北風にギブアップ、よく見ると流れの無い場所には氷が張っていて、かなりの防寒仕様だったのだが、体感的にはマイナス10度以下の世界、耐えられなかったのも無理はない。

ツクシガモ