休日なので遠出をすることにし、猛禽類で有名な稲敷市の干拓地へでかけた。
 浮島にある野鳥観察小屋をめざし、早朝に出発。
 初めての霞ヶ浦は広大で、今まで見たことが無い景色が続き、途中の葦原にも寄り道しながらの面白い小旅行となった。
 浮島着9時、駐車場には乗用車1台と釣りツアーのバスだけ、葦原の中にある観察小屋に12時までいたが、BWは2組だけと寂しい限りであった。
 ところが駐車場まで戻ってみると、目の前の観察小屋前には10台ほどの望遠が並んでいて、続々人が増えていた。どうも常連のCM達は午後からの出動のようだ。
 後で知ったことだが、皆さんチュウヒ特にオスのハイイロチュウヒの塒入りを狙って暗くなるまで頑張るとのこと、そんなことも知らずに浮島へ行ってしまって恥ずかしい限り。

ハイイロチュウヒ♀改めチュウヒ

 チュウヒは何度か出てきたが、なかなかピントが合わない、なんとか見られる画がこれだけ。
 帰ってよくよく見ると、個体によって羽根や上尾筒の色が違っていて、どうもハイイロチュウヒ♀と普通のチュウヒの両方が入り交じって出ていたのかも知れない。
 翼の裏のタカ斑と腰の白い部分からこの個体はハイイロチュウヒ♀としていたが、タカ斑が明瞭でなく、顔が普通のチュウヒに見えてきて、タダチュウに変更した。

チュウヒ