関東ではなかなか見られないこの鳥を探しに千葉の溜池へ、現地着11時過ぎ。
 白鳥の飛来地として有名な場所、既に数百羽の群れがやってきているようだが、着いたときには数羽が残っていただけ、池はオナガやコガモなど沢山の鴨で溢れていた。
 幸運にも、ここで白鳥の調査をされている方に色々教えて頂くことができた。 白鳥は朝には池を飛立ち、今は近くの田圃で餌を食べている最中とのこと、急ぎ田圃へ移動。 直ぐに車列とCMを発見、白鳥の大きい群れは農道を挟んで二カ所に分かれ、その一つにお目当ての鳥が。

シジュウカラガン

 大きい白鳥や伸びた二番穂の陰に隠れると、小さいこの鳥はどこにいるのかすぐに分からなくなってしまう。 吹きさらしの田圃で鼻水を垂らしながら待つこと3時間以上、やっと飛び立ち旋回して少し離れた田圃へ。 飛び出した方向が悪く撮せたのは後ろ姿だけ。 移動先へ慌てて向かうと草地で、なんとか全身を撮すことができた。

アメリカコハクチョウ

 コハクチョウの群れの中に嘴が殆ど黒い個体が、多分この鳥か。

コハクチョウ

 池での塒立ちや塒入りを見たいものだが、いかんせん遠く移動時間に限りがある身には難しい。 千羽を超える白鳥の群舞はさぞ壮観だろう。