2年ぶりに稲敷などにも出かけてはみたが、お目当ての鳥には中々お目にかかれない。 コロナのせいで苅らなかったのか干拓地など背の高い葦原になっていて、塒にはなるかもしれないが、狩場にはなりそうもない。
 諦めてまたもこちらにきてみたが、驚いたことに先日よりさらに閑散としていて、いつもの場所にはCMがほんの3、4組、常連の方々の姿も見あたらない。
 これは駄目かもと半ば諦めていたら案の定、日没後の16時50分頃、やっと数羽が現れたが既に暗く識別もできない。 多分この鳥かと思うが自信はない、普通のチュウヒかも、残念ながら♂を見つけることはできなかった。

ハイイロチュウヒ♀

 素嚢が膨らんでいるようにもみえるので、餌を食べてきたのかも。

 15時頃だったか水路にこの鳥が現れたが30分ほどで飛んでしまい、今日見れたのはこの一羽だけ。 足環から野田市で放鳥された「レイ(J0238)」で、今年近くの巣塔で2羽の子供を無事巣立ちさせた若い母鳥のようだ。
 この鳥を写すために、結構なCMが入れ代わりやってきて、チュウヒなどよりよほど人気者。 令和元年に放鳥され、わずか2歳で母親となったレイ、その姿は安産や子宝祈願のお守り代わりになるかも。

コウノトリ♀ レイ