今日も午前中は西側突堤で灯標識を眺めていたが、お目当ての鳥は現れず。 昨日も午前中だけこの場所で同じ事をしたが、今日は更にCMが減って居るのは釣り人だけ。 午後は東側に移動したがこちらも閑散としていて皆さん諦めモードに見える。
 CMも減り、ほんの数人になった14時過ぎ、フィールドスコープを覗いていた隣の方から「居た」の声。
 場所を教えて貰い自分も探してみたが、見つからない。 どうも突堤の外海側にいるようで、手前のウミネコやミヤコドリに隠れて、かなり前からいたかもしれないが姿が見えなかったようだ。
 じっと覗いていると、時々姿が見える瞬間があり、シャッターを切ってみるが、ピントも合わず米粒ほどの姿が写るだけ、なんとか撮った証拠写真がこちら。

アカアシカツオドリ

 良い撮影場所はないかウロウロしていた14時半過ぎ、同じ見つけて頂いた方から「飛んだの」の声、ピント合わせも適当に慌ててシャッターを切った結果がこちら。

 正直、そろそろ帰ろうかと思っていたので、見つけてくださった神奈川の方には感謝の言葉しかない。 それにしてもここは、鳥を見つけるだけでもフィールドスコープが無ければ始まらないことを思い知らされた現場。
 いつもはロクヨンx1.4の換算840mmで撮影していてあまり不自由は感じなかったのだが、ここは焦点距離2000mmが必要なフィールド、飛び物は難しいかもしれないが、写真を撮るにはデジスコが必要な世界。
 調べてみると、kowaのフィールドスコープなど、11~14年前から新モデルが出ていない有様(今年やっと99mmの新型が出たがとても高価)で、最新のカメラを使ったデジスコシステムをどうすれば作れるのか、どのくらいの費用がかかるのか。 そもそも生産終了品が多くて、付属品などが手に入るか不安だらけ。
 10年前をピークに既に下火になった気がして、いまさら手を出すのは苦労が多いだけとしか思えないのだが。