新年最初の鳥見も、代わり映えしないが年末と同じこの場所へ。 東北道で事故があり渋滞、現地着13時。 正月三が日は休園なので谷中村史跡へ続くゲートは閉鎖中、重いカメラを担いで谷中湖まで歩く。
 先にトイレに行こうかと思いスロープを上がると、目の前の広場で20人弱のCMが撮影中、慌てて仲間に加わる。
 前回は風が強くとても探せる気がしなかったが今日は無風、この鳥が一羽だけムクドリの群れに混じって熱心に餌をさがしていた。
 てっきり群れと行動を共にしているのかと思ったら、他のムクドリ達が飛んでしまい一羽だけ残っても、平気な様子で地面をつつき続けていた。

ホシムクドリ

 稲敷で電線止まりは写せたが、芝生で採餌する姿は初めて。 最後の画はカマキリかバッタを食べているような。

ベニマシコ

 他の方が見つけたこの鳥を少し写させてもらった。


 お目当ての鳥は暗くなってからの帰還で画にはならなかった。 前回は強風が吹き荒れたので、早めによく飛んでくれたかもしれないが、今日は無風、やはりこの時期の撮影には無理があるようだ。
 近くにいたフィールドスコープの方から最初に飛んできたのは若♂かどうか聞かれたが、写すのに必死で識別する余裕はなく、家で補正をかけて多分♀ではないかと分かる始末。 前回のようにせめてあと15分ほど早ければ何とか写した甲斐もあったのだが。

前回2021/12/28の暗くなってから帰還した♂

 尚、第3調整池から第1調整池へ抜ける際に、西赤麻橋を過ぎた辺りに親子連れのイノシシが4頭程いてクラクションを鳴らすと子供は隠れたが親は堂々と餌を探していて逃げる気配はない。 写真も撮らずスピードを上げて横をさっさと通り過ぎた。
 途中バイクで走行中の親切な郵便配達員の方から、「この道にはイノシシがいるから注意して、何台も被害にあった車を見たから」と聞いたばかりで徐行中、早めに気付き助かった。
 よく見ると谷中村史跡の広場にも掘り起こした後があり、どこに出没しても不思議ではない状況。